贋作疑惑の絵画魔法『花の舞踏』 真作と判明

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レン・パーティカンの舞踏シリーズに似せた贋作とされていた『花の舞踏』が真作であると判明した。メンナ絵画魔法研究所が発表。

これまで、舞踏シリーズは四大元素の精霊と乙女を描いたものと考えられており、赤・青・白・黒の四作で完結したものとされていた。『花の舞踏』はパーティカンの弟子が舞踏シリーズの人気に乗じて描かれたものと思われていたが、使用された画材の年代特定や筆使いの解析が進み、パーティカン本人の作として認められることとなった。

これについてメンナ絵画魔法研究所の所長は、「この疑惑を解決した解析魔法の研究者、そしてその講師者に深く感謝したい。なにより、これまで贋作として扱ってしまった『花の舞踏』へ謝罪し、その名誉を回復するため、メンナ絵画魔法研究所の総力をあげて彼女をサポートしたい」コメントした。

一方『花の舞踏』は、絵画魔法研究家で自身も絵画の『花の帽子飾りをつけた若き魔女』を通じて「私の父親がレン・パーティカンと証明されてうれしい」と表明。「『赤の舞踏』が元気になったら、みなさまの前で姉妹そろって踊りたい」と今後について語った。

クラヒル飛行船停留所で暴発した『赤の舞踏』は、メンナ絵画魔法研究所での修復作業を完了させている。現在は『花の帽子飾りをつけた若き魔女』によるカウンセリングを受けており、心身ともに絵画として万全の状態になってから、再び展示に戻るとみられている。

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