ゴーレム族、宝石化問題が深刻な状況

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近年、ゴーレム族で宝石化現象が非常に問題になっている。

魔法族からの独立後、他国との交流から死の概念が浸透した。その影響か後期の劣化した魔石での交配が多くなり、新機体に異常が見られるようになった。魔石交配で魔力を分配することで縮む寿命を懸念してのことと推測される。

また同時に、魔石交配からの新機体発現率も低下している。すでに体の一部が硬化している機体が多くなり、起動に問題が出ている。そのためゴーレムとして十分に働ける機体が減少傾向にある。

それにより国益は激減し、状況は芳しくない。対策として、早めの魔石交配を推奨されるが遵守する機体は少ない。

マサドコア国政府は機体減少を深刻に捉えている。人工生命独立のモデルタイプとして発足した国だけに、なんとか踏みとどまってほしいと、ゴーレム研究家のネレニア・サルドル氏は語った。ゴーレムを労働力としても雇用していた周辺諸国からも早期解決が期待されている。

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