住宅地に石が飛来ーー原因はピッグモックの巣

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今年の春以降、タレモ区の住宅地に石が飛来する事件が多発している。

石の大きさは握りこぶし程度かそれ以下。ケガなどの人的被害はないものの住宅の窓ガラスが割れる等の被害が頻繁に報告されている。警察は当初、いたずらによるものと推定して捜索していたが、原因はピッグモックだと判明した。

 

ピッグモックは体長15cmの哺乳類で、タレモ区付近の山に生息している。ピッグモックのオスは巣を作る際、メスへのアピールのために巣を中心とした円形の飾りを並べる。この飾りが魔法陣と同じ機能を有し、近くの石に魔力を集めることがある。魔力を貯めた石は外部からの刺激に反応し矢のように住宅街に飛んで行くことが大学の調査チームによって確認された。

 

タレモ区では飛来物対策を進めているが、一部住人からピッグモックの捕獲・駆除を求める声が上がっている。

調査チームの一人は「この現象はずっと前から『ピッグモックのびっくり箱』という名前で研究者の間では知られていました。それが最近、エサ不足や生息地の減少で住宅街の近くで巣を作るようになったんです。捕獲・駆除は先走りすぎです」と述べた。

 

なお、巣の飾りつけは9月には終わるとされている。

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