占星術特待生に“魔法を知らない”少年 異世界からの入学へ準備進む

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アウグリム占星学校の占星術特待生に、魔法が存在しない世界の少年が選ばれた。同校の広報担当が発表した。

占星術特待生は、十年に一度アウグリム占星学校の学長の占いによって選ばれる仕組み。五百年近い歴史を持つが、特待生に選ばれた学生は全員が入学し、優秀な成績ないしは戦績を残して卒業している。

アウグリム占星学校に占星術特待生が在籍している間、同校では大小様々なトラブルが発生するが、占星術特待生によって解決される。トラブルの中には学校内にとどまらず、国や世界に影響を与えかねない事象も含まれており、占星術特待生の「問題を解決する“運命力”」が必要不可欠だ。

今回、初めて異世界の人物が占星術特待生に選ばれており、関係者は世界転移の手続きに追われている。強制的な異世界転移は人権侵害となるため、アウグリム占星学校は“招待状”の形で手紙を送付した。特待生に選ばれた少年の返答を待って世界転移が行われる予定だ。

実現すれば異例だらけの新入生となる今期の占星術特待生。彼がどのような学生生活を送るのか、そもそも入学が実現するのか、注目を集めている。

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