アウグリム占星学校の占星術特待生に、魔法が存在しない世界の少年が選ばれた。同校の広報担当が発表した。 占星術特待生は、十年に一度アウグリム占星学校の学長の占いによって選ばれる仕組み。五百年近い歴史を持つが、特待生に選ばれ […]
続きを読む社会
自己増殖する“不幸の手紙”ついに規制 死亡事故も
特に若い魔法使いの間で流行している術式“不幸の手紙”に規制が入ることになった。法整備を進めるため、魔法務省は専門家への聞き取り調査を進めている。関係者への取材で判明した。 不幸の手紙は特定条件を満たさなかった場合に発動す […]
続きを読むマネ妖精が著作権侵害で逮捕される
精霊種、中でも妖精種は多様な文化がある。その中でもマネ(真似)妖精は、見たものを真似することで有名だ。 先日、そのマネ妖精の1人であるミタ・ママノ氏(116歳)が著作権侵害で逮捕された。アニメに影響を受けたというミタ氏は […]
続きを読む「ゲーム感覚だった」。スライム炎上男、逮捕
先週、火炎魔法師のエンジョイ・ゼイ氏(451)がモンスター愛護法違反の罪で逮捕された。 沼地のスライムは身体の一部が油分で構成されており、スライム種の中でも特に火に弱い。ゼイ氏は自身が得意とする火炎魔法で、少なくとも […]
続きを読む幽霊の現世離れが深刻化
前年度に引き続き、現世に留まる幽霊の数が3割減少したことが霊勢調査で判明した。 調査を行った霊務省によると、最盛期はおおよそ人口の8倍はいたと言われる幽霊が、近年は5倍にまで減っているとの事。 霊務省が調査の対象としてい […]
続きを読む「築5秒の家」、競売へ
魔法建築家、ラク=ン・グリーンフィールド氏が設計、建築指揮を行なった<メンド・クサ>が競売にかけられている。 <メンド・クサ>は特定の条件を満たすことによって、“発生する”家であり、地元では「築5秒の家」と呼ばれてい […]
続きを読む定年が280歳に 80歳引き上げ
エルフ族の議会にて、定年を280歳に引き上げることが決定した。 長命のエルフ族では、高齢者の残留により若者の雇用が減るとして定年を定めていた。しかし近年は少子化により働き手が激減していることが大きな社会問題となっていた。 […]
続きを読む「腕力で解決する」、省魔法主義の広がり
近年、魔法に頼りすぎた生活が問題視されている。 ほんの身近な距離を移動するだけでも空間魔法を使い、魔道書一冊を持ち上げるだけでも浮遊魔法を用いる。運動不足による生活習慣病の発症数も増え、医療費の増大は議会の悩みの種と […]
続きを読む竜殺しの地縛霊が竜人地域の地主へ 合理的と好評
少子高齢化の進む竜人族の地域で、人手不足のために長年空いていた地域の地主の席にドラゴンスレイヤー(竜殺し)の地縛霊が就いたことが先日の取材でわかった。 この地域では、竜人の自由奔放な性質から町長などの役職がなく、地域の管 […]
続きを読む機械生命体が魔法学校へ編入 魔法使い志す
首都にある第二魔法学校にて、9月中旬の始業式から機械生命体が編入することがわかった。編入は去年の1月から打診されており、学校側の整備もあって1年以上もかかってしまったという。 機械生命体は動力源が魔力であるため、魔力を編 […]
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