サハギン長老 静電気で重体

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21日未明、ネトル県カモマイル市に住んでいるサハギン長老ヤヴィ・コルテさん(69)が、静電気によるショックで重体に陥り緊急搬送された。

近所の住民によると、コルテさんの家に塩を届けに行ったところ応答がなかった。鍵が開いていたので中に入ると、普段は設置されていない金属製のドアノブの前でえら呼吸の停止したコルテさんを発見し、魔法局救急科に緊急連絡を取ったとのことである。

コルテさんは魚人族専門病院に搬送され、治療を受けている。依然として意識不明の状態が続いており、サハギン族には動揺が広がっている。

捜査当局は、隣に住む電気ネズミ族の男が事情を知っているとみて任意同行を求める方針である。

電気ネズミ族の男とコルテさんの間ではトラブルが絶えなかったとの情報もあり、当局は現在行方が分からなくなっている電気ネズミ族の男を追っている。

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