マンドレイクの新種「ウィスパードレイク」登録へ - ウィズウィッチ

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ベンチャー企業「ウィズウィッチ」が開発したマンドレイク「ウィスパードレイク」が新種として登録された。マンドレイクの代名詞であり扱いを難しくもしている「叫び声」をあげなくなった品種で、既存の品種よりも栽培・収穫が簡単になる。

今回登録されたウィスパードレイクは、販売・流通のため他株との繁殖機能をなくした品種。自家栽培で繁殖を行う場合は挿し木等の手段を用いる必要があり、既存品種との交配はできない。

これについてウィズウィッチの広報を担当する“ラシーヌ”は、「自生種を守るための措置」と説明した。

市場に流通するマンドレイクのほとんどは、歴史あるマンドレイク農家によって栽培されてきた。地域に自生するマンドレイクは開拓や開発の影響で減少傾向にあり、ウィスパードレイクのような人の手で進化した品種との交雑が起これば致命傷になる。この措置を行わなければ、ウィスパードレイクを一株庭先に植えただけでも原生種の絶滅に繋がりかねない。

ウィズウィッチ “ラシーヌ”

人と原生種へ配慮された新種のマンドレイクは、早ければ今年の夏から市場へ流通する。家庭でのマンドレイク栽培や魔法薬作成へ革新をもたらすだろう。

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