「ゲーム感覚だった」。スライム炎上男、逮捕

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 先週、火炎魔法師のエンジョイ・ゼイ氏(451)がモンスター愛護法違反の罪で逮捕された。

 沼地のスライムは身体の一部が油分で構成されており、スライム種の中でも特に火に弱い。ゼイ氏は自身が得意とする火炎魔法で、少なくとも100体以上のスライムを炎上させた疑いがかけられている。

 ゼイ氏がスライムを炎上させたことにより沼地が数百ヘクタールにわたって焼失し、彼は通報を受けた警察によって逮捕された。

 ゼイ氏は動機について、「ゲーム感覚だった」、「経験値がたまるような気がした」などと述べた。供述のあまりの幼稚さと残虐性から、勇者病(※)の疑いもあり、警察は慎重に取り調べを行なっている。

 沼地のスライムからは遠心分離によって上質な油が得られることが判明しており、政府内のスライマー(スライム遠心分離同好会)からも、「スライムがかわいそう」、「大目に見て死刑が妥当」と極刑を求める声が上がっている。

 

400代によく見られる精神疾患。

謎の自己肯定感と強い攻撃衝動、幼稚な発言が特徴。発症者は“勇者”を自称し、私有地への侵入や器物の損壊、モンスターの虐待を行うことが多い。

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