幻術木天寥(トリップ・シルヴァイン)で 初の逮捕者

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

幻術木天寥で、初の逮捕者が出た。逮捕されたのは、ネコ科亜人種・ケットシー族の150歳の男。

警察の調べによると、男は「普通の木天蓼では酔うことができなくなり、手を出してしまった」と供述。家宅捜査の結果、男の自宅から自分で使用すると見られる「幻術木天寥」の他、売買用とみられる2キロ近い「乾燥幻術木天寥」を発見したことから、組織的犯罪も視野に入れ慎重に捜査を進めていくと発表した。

幻術木天寥はその名の通り、使用をすると強い幻覚症状や多幸感を得る麻薬の一種。使用後は深い酩酊状態に陥り、依存性が強い。1回の使用で死に至ることもあるため、国際魔法警察連盟が世界的に使用が禁止していることで知られる。近年では通常の木天寥と偽り販売をする手口等も出てきており、警察は木天蓼を購入する際には販売免許を取得している店舗で購入するよう呼びかけている。

※幻術木天寥とは※
主にネコ科亜人種のみに効くとされている、近年新たに開発された違法合成麻薬である。通常の木天蓼に幻術魔法、催眠魔法を長期間かけ、生成される。
使用方法としては、乾燥させたものを砕いて粉末状態にして燻し吸引をする方法が一般的であるが、近年では酒に漬けこみ飲酒する方法も報告があがっている。
依存性は木天蓼の数千倍とも言われており、1度使用すれば幻術木天寥なしでは生活不可能とされる。100年前から劇薬として使用が禁止されている。
なお、木天蓼においては免許があれば販売可能な嗜好品である。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket
  • LINEで送る

SNSでもご購読できます。

コメントを残す

*