総合インカレサークル「in-cha」の姫が、星海探査センターから打ち上げられ、解脱に成功した。
34日丑の刻過ぎ、サークルの姫は王立アトス大学星海探査センター(RASA)の儀式場から打ち上げられた。姫は約18分後に意識高度が成層圏を突破、所定の軌道で意味の境界面に接触し、解脱。姫の打ち上げは成功した。
「in-cha」は、所属学生数8万人を擁する国内最大のインカレサークル。サークルの姫に対する瞬間最大出力は98億チヤホヤを誇り、儀式効率の面から期待されていた。今回の打ち上げにより、サークルの姫は意味の境界面から現象世界を突破し、《向こう側》の世界へ到達したものと見られている。
過去に意味の《向こう側》への解脱を果たした人物は、大魔導師アトス、マム・ト・ララ上人、隠者ンドパマラなどが知られているが、チヤホヤによる解脱は世界ではじめて。
今回打ち上げられた姫は、人魚族のジャルゥ・ル・ヤャ氏。下半身が人間で、上半身が魚の人魚だった。