闇魔法使用に伴う、若者の精神病

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闇魔法を使う若い世代で「闇魔法病」と呼ばれる心の病が流行している。この病気の難点は、患者が周囲の理解を得にくいことだ。魔法病は心身的理由で魔法が一切使えなくなるが、「闇魔法病」の場合は闇魔法を使おうとすると気分が沈み込んだ状態が続くものの、ほかの魔法を詠唱すると普通に発動する。

こうした状況を周囲が見て、「あいつは魔法病みたいだけど、よく見ると他の魔法は使えるときのほうが多いな。本当は仮病じゃないか」といった誤解を招き、患者に対する偏見に結びついている。と、王都病院精神科のローリー医師は語る。

背景には、昔と今の教育の違いが挙げられる。昔は各魔法の適性を上げていったが、今は基礎だけを学び、後は生徒の興味がある魔法を伸ばす教育方針をとっているため、闇魔法の耐性が低いのではないかとローリー医師は指摘する。

闇魔法はセキュリティ面に関わることもあり、企業などで使用される機会も多い。現代の生活を営む上で必須と言っても過言ではない。魔法省はこれを期に、教育プログラムを見直すことを検討している。

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コメント

  1. 中二病にかかって闇魔法にハマれば黒歴史になるが、耐性がついて闇魔法病にならない……ということか……(耐性持ち)

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