芽吹きの月3日、バラグビア教皇庁は正式にゾンビの人権を承認すると声明した。ゾンビの人権が認められたのは世界初。 バラグビアは、複字教の聖地を擁する宗教国家。教皇を中心とした厳粛な政治体制で知られ、近年「聖地で死にたい」と […]
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自己紹介にご注意を ~名取の一族~
突然だが、あなたは自分の名前の由来を知っているだろうか? “名前”──それはあなたがこの世に生を受けた祝福として、いちばん最初に贈られるプレゼントだ。 「名付けの儀式」 原始の魔法忘れるべからずで紹介されているように、存 […]
続きを読むフクロウ郵便で配達事故 植物園に新設されたカフェが原因か
デワンシェ月第1週ハマの日、フクロウ郵便に預けた手紙や荷物の配達が遅れる事故がフェルーリンデ市を中心に発生した。その日配達に出たフクロウのおよそ8割の到着が予定よりも大幅に遅れ、一部の手紙・荷物には汚損が生じていた。 原 […]
続きを読む若い世代の魔法が前時代化?その意外な理由とは
魔法の発展において、「術式の簡略化」「発動の高速化」は長らく大きな課題とされてきた。 余分な過程を省略し、速く、正確に、狙った効果だけを発動させる。それが優れた現代魔法の条件である。 しかし近年、若い世代で古い形式の魔法 […]
続きを読む進まぬ改善 ついに始まったグリフォン便のストライキに迫る(追記あり)
現代の魔法界に欠かせない郵送手段となったグリフォン便。 そのグリフォン便を扱う日本の魔法郵便局で先日、労働環境の改善を求めるストライキが打たれた。 同サービスは便利さと手軽さで年々利用者が増加しており、ストライキによって […]
続きを読む打刻遅延魔術疑惑のブラック結社を摘発 2次被害多数か
ここ数年間増加し続けているブラック結社に対し初の摘発が行われ、各方面より期待の声があがっている。 秋の訪れを感じる9月のこの頃、中央魔道局はかねてよりマークしていたヤマトのブラック結社「刻意」を打刻魔術改ざんの疑いで摘発 […]
続きを読む巨大すぎる数の巨大さを直接”理解”し一時意識不明、事故か
78週15日夕方、フィレワ北部ノロクディリ地区で、AMMA(Automatic Magic-based Mental Arithmetic、自動魔力暗算)を使用し、“ハブラーワ数”の計算を行おうとしたエルフが一時的に意識 […]
続きを読むじゃびる亭「汞餅」自主回収 人気『ゲテモノ』配信に警鐘
じゃびる亭(クーペフィーロ国マッキナ村)は7月5日、「汞餅(みづかねもち)」の自主回収を実施すると発表した。 予期せぬ国外への持ち出しが確認されたとの報告があり、クーペフィーロ国政府が他国へ呼びかけ、回収の協力を仰ぐとい […]
続きを読む飛行船停留所で絵画魔法が暴発 未認可画商による密輸が原因か
昨日、首都郊外にあるクラヒル飛行船停留所で爆発が起きた。現場は一時騒然としたが、けが人は出なかった。 密輸された絵画が爆発の原因とみて、警察は自称画商の男に任意同行を求め、容疑がかたまり次第書類送検する見込み。 ドローレ […]
続きを読む「勇者を育てたかった」 村を焼き続けた老人を逮捕
先月発生したレドルフランケ地方ガラド村の焼失事件に急展開があった。 事件直後のガラド村から生き残りの少年を誘拐したとして、警察は近くの森に住む自称賢者の老人(年齢不詳)を現行犯逮捕した。保護された少年にけがはなかった。 […]
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