近年、魔法に頼りすぎた生活が問題視されている。 ほんの身近な距離を移動するだけでも空間魔法を使い、魔道書一冊を持ち上げるだけでも浮遊魔法を用いる。運動不足による生活習慣病の発症数も増え、医療費の増大は議会の悩みの種と […]
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竜殺しの地縛霊が竜人地域の地主へ 合理的と好評
少子高齢化の進む竜人族の地域で、人手不足のために長年空いていた地域の地主の席にドラゴンスレイヤー(竜殺し)の地縛霊が就いたことが先日の取材でわかった。 この地域では、竜人の自由奔放な性質から町長などの役職がなく、地域の管 […]
続きを読む機械生命体が魔法学校へ編入 魔法使い志す
首都にある第二魔法学校にて、9月中旬の始業式から機械生命体が編入することがわかった。編入は去年の1月から打診されており、学校側の整備もあって1年以上もかかってしまったという。 機械生命体は動力源が魔力であるため、魔力を編 […]
続きを読む「神に人権なし」 魔法裁の判決
昨日、魔法裁は殺人の罪で起訴されていた魔法芸術家のブチ・ギレ氏に無罪を言い渡した。 ブチ・ギレ氏は、自身の店にやってきたクズ氏を殺した罪で逮捕されていた。 クズ氏は様々な店を訪れては、「お客様は神様だ」などと言って […]
続きを読むエルフとダークエルフの間で一部関税が撤廃に
ここ1000年ほどで交流が活発化しているエルフとダークエルフ(ドロウとも)。先日、その2種族の間での貿易で、一部商品の関税を撤廃するという条約が結ばれた。 今回対象になる品目は、エルフ側の特産品である『薬草類、食用肉類』 […]
続きを読む100歳以下の魔法事故、過去最悪の件数に
魔法統計庁は先週末、魔法事故に関する半期の統計調査を公開した。それによれば、100歳以下の魔法事故の報告件数が過去10年間で最も多くなっていた。さらに、魔法事故は大抵の場合魔法使いの習熟不足で起こるので、報告に登らずに […]
続きを読む孤児院の院長の魂が精霊化 子どもたちの守護精霊へ
新たな守護精霊の誕生に、小さな町が沸いた。 ハウザル地方北部の田舎町・シアンで、新たな守護精霊が発見された。孤児院とその子どもたち、そして地域に生まれた子どもを守護しているとみられ、近く正式に守護精霊として名前を与えられ […]
続きを読むルタザシャ岩窟世界遺産登録へ ~忘れてはならない負の遺産~
この度、マルクトア公国ラウゴーア地方にあるルタザシャ岩窟が新たに世界遺産に認定された。同国における世界遺産の登録は、150年前に登録されたテオバルド鉱山帯に続いて2つ目となる。 ルタザシャ岩窟は、第4次魔法大戦の際に敵国 […]
続きを読む覚醒申告自動補助術式を導入 手続き簡略化進む
毎年山羊の月になると、「覚醒申告」の文字が目に入るようになる。 覚醒申告とは、体内の魔素分泌量が一定量を超えた場合に必ず行わねばならない申告手続のこと。 しかし、魔素分泌量の計測や詳細な使用用途の記載など、覚醒申告の手続 […]
続きを読む面接マナー講座 魔法使い編
今年も就職活動の季節がやってきました。 これまで覚えた魔法を、どんな仕事に活かそうかと期待に胸膨らませる新米魔法使いの皆さん。どんな進路を考えておいででしょうか。 狙うは魔法省ですか? それとも近衛術師団? 敢えて小さな […]
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